エイズキャリアでも長生きできる!エイズ・キャリア猫に希望を与えたニュース
闇を飲み込む保護ボラ・ダークマターです。
¹5歳でも元気なエイズキャリアのニャンコちゃん。
すごく感動しました。
15歳のエイズキャリア猫
猫エイズキャリアでも元気な15歳 生後6カ月で出産経験…元野良が手に入れた幸せな日々(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
推定1歳のときに保護されて、エイズ陽性。
現在15歳だそうです。
すごい!
素晴らしい!!
猫エイズとは
猫エイズとは猫しかかからない病気で、猫の免疫不全を引き起こすので猫エイズと呼ばれています。
人間のエイズはもう不治の病ではないそうですが、猫のエイズは未だ不治の病。
治療薬はありません。
一応予防のためのワクチンはありますが、猫エイズにも色々型があるらしく、それに合致していないと効果がないので、気休め程度にしかならないでしょう。
猫エイズの予防のためには、完全室内飼育、これが一番です。
猫エイズのウィルスの感染力は弱く、ウィルスに感染した猫の体液が直接体に入って来なければ、ほぼ感染しないと言われています。
エイズに感染するのはほぼケンカからです。
発病しなければ寿命を全うできる
猫エイズの治療薬はありませんが、エイズキャリアであっても発病しなければ寿命を全うできます。
このニュースで伝えられている猫ちゃんがまさにそう。
良い人に家族にしてもらい、大切にしてもらった結果だと思います。
ただ、エイズに限らず他の病気もですが、発病の原因はわかりません。
エイズキャリアの猫が発病してしまっても、飼い主さんは自分を責めないでくださいね。
まあ、責めちゃうんですけどね。
ダークマターは、これまでも何匹も見送ってきましたが、自分を責めなかったことは一度もないので、その時の飼い主さんの気持ちは良くわかります。
エイズキャリアの猫を保護して、家族にしてくださった、それだけでも尊い。(外に出して感染させた場合は飼い主の責任)
エイズキャリアの保護猫「ビーンズ」
捨てられてから3年間くらい、とあるスーパーのベンチの下で、エサやりからもらう餌を頼りに生きてきました。
エサやりだから、もちろん来ない時もある。
ビーンズは他の猫に追いかけられ、噛まれ、お腹を空かせながら、いつもエサやりをベンチの下で待っていた。
最初、ダークマターはビーンズを去勢してリリース(TNR)する予定でした。
ところが、エイズキャリアであることがわかり、さらに交通量が多いことから多くの猫がひき殺されているということが聞き込みからわかり、保護することにしたのです。
保護当時はエイズウィルスの影響と思われるカビでハゲになっていて、さらに噛まれた傷がたくさんありました。
ビーンズ、男の子ですが、とっても臆病で怖がりな子なのです。
他の猫たちにいじめられていたのでしょう。
ビーンズはとっても甘えっ子でおとなしい、お利口さんのニャンコ。
エイズキャリアでなければ、里親募集したのですが、現在は終生保護猫としてダークマターと一緒に暮らしています。
発病はしてしていません。
ビーンズを保護して10ヶ月あまりになりますが、ハゲていてボサボサだった被毛も、ツヤツヤピカピカに。
ビーンズもエイズキャリアであっても15歳でも、20歳でも長生きして欲しいです。