雪の中、子猫を守っていた野良犬/カナダ
カナダで自らも捨てられたと思われる犬が、幼い子猫を雪の中で守っていたというニュース。
日本のニュースサイトでも紹介されていますが、FOXやPEOPLEなどによると、雪の中で捨てられたと思われる子猫を守っていたのは2歳くらいの犬。
この子も捨てられたと思われます。
雪の中で道路脇の側溝にうずくまっているところを発見されたのですが、そのとき一緒にいたのが幼い子猫たち。
日本のニュースでは生後5ヶ月となっていますが、どうみても生後5ヶ月ではないし、海外ニュースサイトを見ると月齢の記述はなく、幼いのでこの犬がいなければ死んでいただろうという記述のみです(ダークマターが見た限りでは)。
見た感じ1ヶ月半〜せいぜい2ヶ月くらい。
雪が降るような寒さの中では、本当にこの犬がいなければ死んでしまっていたでしょう。
保護された犬はセレニティと名付けられました。
日本のニュースサイトではセレニティの意味を「穏和」と訳していましたが、多分そうではなく、「子猫を守り安らぎを与えた存在」という意味で名付けられたと思います。
セレニティの行為に敬意を表して名付けたそう。
セレニティには安らぎっていう意味もあるし、海外記事によるとセレニティはちょっとしつけが必要な元気な犬であり、穏和なタイプではない感じです。
「猫がいる家庭には問題ないが、幼い子や他の犬がいる家庭には訓練が必要」となっています。
つまり、優しいけど穏和な性格ではないのでは。
セレニティは保護されたあと、駆虫やらワクチンやらの処置をしてもらい、現在でも子猫と一緒にいるそう。
12月3日に避妊予定だそうで、その後里親募集されるそうです。
子猫と一緒のお家に行ければいいのにと思いますし、現地スタッフもそう思っているらしいですが、子猫はまだまだ幼く、譲渡するには数ヶ月かかることから、セレニティは先に里親募集されることになりました。(この記述からも子猫は5ヶ月ではない、絶対w)
セレニティだけ先に里親募集するのは、保護団体の目的はお家のない子達に早くずっとのお家を見つけてあげることだから、とのこと。
まあ、ダークマターなら子猫が譲渡できる月齢になるまで一緒にいさせますし、ある程度セレニティにしつけをしてから里親募集するけど。
譲渡の仕方は保護ボラによってだいぶ違うし、何しろ海外だし、そこは仕方ないですね。
セレニティにはたくさんの問い合わせがきているそうですが、家庭犬としては少し訓練が必要なようですし、犬をよくわかっている、二度と捨てたりしない人に譲渡されることを祈ります。
ダークマター、このニュースを読んで目から水が。
雪降る中、捨てられた子猫たちがいたこと。
雪降る中、捨てられた犬がその子たちを側溝で守ってあげていたという状況に、保護されてよかったけど、そうじゃなかったらどうなっていたんだと。
ほんと、ごめんねと。
セレニティもこれまできっと辛い目にもあったよね。
人間って最低よね、捨てたやつ地獄に落ちればいい。
ダークマター、毒舌だけど涙もろい。